数学は社会に出て役に立つのかという話 | 可児市・多治見市の学習塾【名学館 桜ヶ丘校】

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数学は社会に出て役に立つのかという話

2019年01月21日
結論から言いますと、大変役立ちます。仕事や生活で二次関数や微分などを使うことはおそらく無いでしょう。あったとしても極稀な方でしょう。
しかし、数学を勉強しながら大事なことをたくさん学びます。例えば、計算力をつける。問題文をよく読む。図式化して問題を整理する。理論立てて物事を考える。最後に自分の出した結果を検証する。こういったことは生活でも仕事でも大変大事なことです。

よく計算ミスをする人がいます。そして、それをそのままにして平気な人もいます。「それは、凡ミスだから」という便利な言い訳をして。
果たして計算ミスは凡ミスでしょうか。計算ミスは起こるべくして起こっているのです。
字や数字が汚い。慌てている。そもそも計算の約束事を守っていない。途中式を必要以上に省く。消しゴムがよく消えない。などです。

ミスが多いならばそれらを改善しなければなりません。しかしながら、何度注意しても直らない生徒がいます。「直さない」と言った方が良いでしょうか。上記の事柄やその他を少しずつ改善してミスは徐々に減っていきます。

話は変わりますが、トヨタが世界一となれたのも、一人一人が、またお互いに意見を出し合い、仕事を「カイゼン」し、ミスなく、効率よく仕事ができて初めて極めて優れた壊れにくく便利な製品が産み出された為です。もはや、「カイゼン」はメーカーの世界共通語になったようです。

何度注意しても直さない、改善の見られない人に大事な仕事を任せられません。また、家事の手伝いを任せられません。よくものを壊したり、ものをこぼしたり、倒したりする人がいます。先ほども書きましたが、それは起こるべくして起こっているのです。ものが壊れたり、こぼれたり、倒れたりするのは、ものの扱いが雑だったり、ものが倒れやすかったりこぼれやすかったりする場所に平気で置いていたりするからです。計算もまた然り。結果には必ず原因があります。

話を元に戻します。計算ミスは怠けてきた数。という言葉があります。つまり、失敗した原因を検証せず放置し、なんら改善をしてこなかったということです。同じ失敗を何度繰り返しても平気。
私はそんな人とは一緒に仕事をしたり、生活を共にしたりしたくありません。きっとストレスで体調を崩すでしょう(笑)

仕事同様、家事も然りです。買い物、料理、洗濯、掃除、育児をいかに安全かつ効率よくこなすかは大変頭を使います。実は家事というのは数学や化学や物理を駆使しているのです。
例えば買い物。数十円安いからといってあっちこっち車で走り回ったら、ガソリン代の方が高かった。ということはよくあります。ちょっと計算すればわかることをしないで、目先のことに捉われていたりします。また、いくつものことを同時進行すれば早く終わることを別々にやる人がいます。掃除をする以前に、掃除しやすい部屋にしていない。料理する前に、或いは買い物をする前に冷蔵庫の中身をちゃんと把握できていない。調味料等の在庫確認ができていないなど、数え挙げればきりがありません。

人間は失敗する動物です。忘れやすい動物です。しかしながら、日々失敗から学び、向上心をもって改善する習慣があれば、ミスは減っていくはずです。また信頼される人になります。
これを小さいころから習慣づけしていたら、大人になって大きな差となることでしょう。

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