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最近の子供の傾向 コミュニケーション障害?
- 2020年02月20日
- 当塾は今年で21年目に入りました。
下は小1から上は高3まで。
多治見市と可児市のちょうど中間くらいに位置しているので
どちらの市からも様々な小中高の生徒が通ってきました。
私なりの最近の生徒の傾向について書こうと思います。
20年前に比べて明らかに違うのは子供たちのコミュニケーション能力です。
当時は同じ学校はもちろんのこと、異なる学校の生徒同士でも盛んに会話がありました。
それは土日に行う試験対策のときに顕著となります。
朝から夕方までテスト対策を行うので休憩時間や食事の時間を設けます。
以前はその休憩時間の間、生徒同士が歓談していました。
しかし、平成後半から令和にかけて、休憩時間誰とも話さずに過ごす生徒ばかり
でシーンとしています。
当塾ではスマホやゲームなどの持ち込みは禁止していますので
誰かと話さないと手持無沙汰になります。
あまりうるさくなってしまうのも困りますが、静か過ぎるのも問題があります。
勉強ももちろん大事ですが、社会人になってもっと大事なことは他人と
いかにコミュニケーションを上手く取っていくかということです。
上司や部下、それに顧客。様々なシチュエーションでTPOに応じて、
また、話す相手によって話し方や話す内容も変化させなければなりません。
それなのに休憩時間ですらシーンとしていて生徒同士会話をしないというのは
困ったものです。原因が何かは専門家ではないのでわかりませんが、
20年での大きな違いを感じます。
塾とは関係ないですが、親子の会話も減っているように感じます。
レストランでよく見かける風景ですが、
親はスマホ、子供はゲームをしている風景です。
もっと目の前にいる人を大事にされてはどうでしょうか。
便利な世の中になった反面失ったものも大きい気がします。