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教科の内容より勉強の仕方を叩き込んだ方が成績は伸びやすい
- 2020年02月23日
- もちろん、教科内容を詳しく、わかりやすく教えることは大事ですし、塾の使命でもあります。
しかしながら、それだけでは成績を上げることは難しいです。
なぜなら、その場でわかったつもりでも、いざ試験では解けない、忘れてしまった、ということが多いからです。
また、塾に通っている時間は1週間のうちほんの少しの時間です。
塾に来ていない時間の方が膨大であり、塾に通っているという安心感で家で勉強をしないというのであれば、
塾通いはかえって逆効果になっていまいます。むしろ家庭学習の方が大事です。
逆に言えば、塾に通わなくとも良い点を取る子はたくさんいます。
私が子供の頃、塾はあまりありませんでした。
学校を退職された先生が自宅で数人を教えるといった「塾らしき」ものはありましたが、
企業型塾（店舗を借りて、複数の講師を雇い、給料を支払って経営する塾）はほとんどありませんでした。
そんな時代で、塾に通わなくともできる子は一定数いました。
要は勉強の仕方を知っているか知らないかの差であったと思います。
普段の勉強の仕方、テスト前の勉強の仕方、テスト直前の勉強の仕方、各教科ごとの
勉強の仕方、テストの効率良い解き方、時間配分などを教えるのです。
これに関してはあまり学校では教えてくれません。
そして、勉強の仕方というのは個人差もあるので、友達に聞いても参考にしていいものと参考にならないものもあります。
自分の性格や癖をよく知って、自分に合った勉強の仕方というものを開発しなければなりません。
なので、私が教える勉強の仕方も万人に適合するわけではありません。
あくまでも参考程度に留め、それをもとに、自分に合った勉強法を編み出して欲しいのです。
商品開発でもそうですが、ゼロから１を産み出すのは大変です。
一部の天才と呼ばれる人の成せる業です。
でも、何かきっかけがあれば、そこから自分なりにアレンジしてそれなりものを作ることはできるのです。
ここの記事に書いているような内容は日々生徒に伝えていることです。
ネット上に公開することで、当塾に通っていない生徒にも参考にしていただけると
世の中に少しはお役に立てていると感じ、嬉しいです。
