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賢い人のノートの取り方
- 2020年03月10日
- 授業中はなるべく先生の話を聞くことに集中して、ノートは取らない方が良いですが、
どうしても取りたい場合は、先生の書いたものを直接写すのではなく、
自分にとって大事なことだけを書きましょう。そして、書くときの注意点として、
次の3つのことがあります。
① 後で読むことを意識する。
② 隙間を開けることは大事。
③ 色は最大3色まで。
まず、①に関してですが、折角ノートを取ったのですから、後で読むことができないほ
ど汚い字で書いてしまったら、書くこと自体の意味がありません。
後で読み返すことが無いのであれば、一切書かない方がましです。
次に、②に関してですが、行間が無く、ぎっしりと字で埋まったノートを後から読み返す気になるでしょうか。
びっしりと埋まった写経のようなノートを眺めて、何か達成感のようなものを感じていたとしたら、それはノートの意味を成しません。
ノートを取るという行為は、ノートを取るときには意味は無く、忘れた頃に読み返し、
重要な点を再確認する為にあるのですから、後で読み返さないのだとしたら、ただノートを取るという無意味な作業で終始することになります。
先生の説明半分、ノートを取る作業半分というような授業の受け方をしていると、結局頭は何も働かず、頭には何も残りません。
最後に、③についてですが、多色を駆使してカラフルなノートを書いて満足感に浸る生徒も中にはいます。特に女の子に多いです。
色がたくさん使ってあって、ぱっと見た感じきれいに見えるのは分かります。
しかしながら、どこが重要で、どこが注意点でといったことが浮き上がっているでしょうか。
カラフルはモノトーンと逆でありながら、何が重要かが見えなくなるという点では全く同じです。
せいぜい3色(黒・赤・青)に留めてください。赤は最重要箇所、青は注意点。
そういうふうに、ルールを決めておけば、あとから読み返したときにそれらが浮き出ているはずです。
一度試してみてください。