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英語を最初からちゃんと発音することの大切さ
- 2020年03月27日
- 小学校から英語を習いたいという生徒や親御さんは一定数います。
当塾でも何人か英語を教えています。
また、中学に入る前に英語を少しでもやっておきたいという方もみえます。
小学生や中学に上がる少し前の段階で大事なのは、文法やスペルではなく、
正しい発音です。英語は日本語に無い発音がいくつもあります。
小学生とはいえ、10年前後も日本語だけで過ごしてきたわけですから、
馴染みのない発音や発声法は、ちゃんと教えてあげないとできません。
しかし、中学生になってから習うのと、小学生から習うのとでは決定的な違いがあります。
それは、小学生の場合、こちらがちゃんと発声法(発音)をちゃんと説明して練習させると
すぐに発音できるようになることです。
中学生になってしまうと、聞こえた音をそのまま発音することが難しくなります。
どうしてもカタカナ英語になってしまうのです。
小学生でも、低学年、中学年、高学年で差が出ます。
日本語がまだ曖昧な低学年になるほど、すんなりと英語の発音ができます。
日本人は英語を最低6年。長くて9年ほど勉強しても、なかなか英語を話せるようになりません。
また聞き取ることができません。
取りも直さず、それは日本の英語教育が、発音を重視してこなかったからです。
かく言う私も大学で本格的に発音を習うまでは、全く聞き取れませんでしたし、
話すこともできませんでした。しかし、発音だけで半年間徹底的に勉強したおかげで
ちゃんと発音でき、聞き取ることができるようになりました。
つまり、小学生のうちからしっかりと発音について習っておけば、
それ以降勉強する内容が全て無駄になりません。
私の場合、ネイティブの発音と学校の先生の発音に違和感を感じながらも
ずるずると6年間も勉強した為に、全ての単語において一からやり直さなければ
なりませんでした。大変苦労しました。
小学生の頃から洋楽を聴いたり、外国映画を観たりするのが好きだったので、
どうしてこんなに学校の先生と発音が違うのだろうと思っていました。
私の大学はどんな科の授業を取っても良かったので、貿易学科でありながら、
英文科の授業をよく取っていました。
その中で一番役に立ったのは「音声学」です。発音記号のちゃんとした発音や、
この単語とこの単語がつながると、こう聞こえる。など、音声を理論的に勉強する
学問です。
どうしてこれを中1で教えないのだろう、と今でも思っています。
これを最初にやっておけば後から苦労しなくて済みます。
なので、私が小学生に教えるときは、発音を徹底的に教えます。
そして、練習させます。先入観のある外来語は一番厄介なので、
特にそれらのカタカナで書かれる日本語に関しては、その違いを明確にさせています。
是非名学館の英語を習いに来てください。