- ホーム
- >
- 新着情報
社会の教え方
- 2020年03月31日
- 社会はただ淡々と教えるだけでは駄目です。
生徒の頭にどれだけ残したかが大事です。
一生懸命熱心に語っても、生徒の頭に残っていなければ、
それはもはや教師の自己満足にしか過ぎません。
では、短時間でどれだけ印象付けるのかといいますと、
地理、歴史、公民にかかわらず、事実とその背景を説明する必要があります。
さらに、ビジュアルにも訴えないといけません。
資料集の写真はもちろんのこと、できれば映像がいいです。
幸い、今はスマホさえあれば、だいたいどんな映像も容易く手に入ります。
個別指導なので、特に大きなプロジェクターを必要としません。
スマホかタブレットで十分です。
次に、説明したあと、こちらから質問してそれに口頭で答えられるよう
質問テストを繰り返します。漢字はともかく、口で言えるようにすることが大事です。
ある程度覚えてきたら、実際に問題集を解かせます。
最初は解説を見ながら書かせます。
次に一切解説を見ないで書かせます。間違えたところは薄い赤ペンで直します。
そして、間違えてしまったところを赤シートで隠して再度覚えさせます。
その後また再テストさせます。
この繰り返しである程度定着を図ることができます。
もちろん、1週間も経てば大部分忘れてしまいます。
それを防ぐ為に宿題を出します。宿題も授業でやったように
再テストまでさせます。
次の授業では最重要箇所だけ小テストをして確認します。
試験前には各中学の過去問を何回もやらせます。
そして、間違えたら再テスト、再々テストさせて仕上げていきます。
さて、話は変わりまして、講師側としてはどのように準備をするのか。
まず、高校レベルまでの知識を身に付けます。特に細かいところまで
理解していきます。つまり、生徒に覚えさせる必要のないところまで掘り下げて、
どんな質問にも答えられるようにします。
そして、教え過ぎないよう、何が大事で、何がそれほど大事ではないかを
はっきりさせながら教えていきます。
ここが大事です。つらつらとめりはりの無い教え方をすると、
どこが大事で、どこがそれほど大事でないのかが生徒にはわからないので、
授業に対する集中力の負担が大きくなります。
勿論、授業前にホワイトボードに板書をしておくのは必須です。
書いている時間が非常に勿体無いです。
この書いている時間を節約するだけで、生徒の集中力を削がずに済みます。
このように指導することで、学校が1週間に進む内容を30分ほどで終わらせる
ことができるのです。
他塾の先生はどう教えられているか分かりませんが、少なくとも
当塾ではそう教えています。一度体験してみてください。