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新型コロナウィルスに始まったことではなく、マスクのデメリット
- 2020年04月05日
- 新型コロナウィルスが蔓延し出してから、マスク不足が深刻になっています。
一般的なマスクはウィルスの吸入を防ぐことは殆どできません。
自分が感染している場合、若しくは感染していると自覚が無い場合、
くしゃみや咳をして、周りの人に飛沫が飛ばないようにするのが目的です。
中学生の場合、今回のコロナウィルスとは関係なく、風邪も引いていないのに、
常にマスクをする習慣があります。
人に顔を見られたくないという、コンプレックスなのでしょうか。
冬場に、のどや鼻などの湿度を保つ目的ならまだ分かりますが、
夏場でもマスクを外せない生徒がいます。
このデメリットに関してですが、教える側としては、生徒の表情をよく見ながら
授業をするので、分かっているのか、分からないのか、怒っているのか笑っているのか、
その微妙な表情の変化を敏感に感じることができないことがあります。
もともと日本人は欧米人に比べて表情の変化が乏しい国民性があるのでなおさらです。
フランス人はマスクをする習慣がありません。マスクをしていると、病人扱いされるから
だと言われていますが、もう一つは、相手と会話をするとき、相手のその微妙な表情の変化を見ます。
それが、マスクで顔の半分が覆われていると、なんとなく会話をしていて
微妙な雰囲気になってしまうらしいです。
表情豊かな人と会話していると、こちらも楽しくなります。逆に、能面のように
何をしゃべっても、あまり表情が変わらない人と会話していてもあまり楽しくありません。
これと似たようなことが、マスクで顔を覆うことで起こってしまっているということなのでしょう。
今では欧米人もマスクをしているそうです。さぞかし、会話中もどかしいことでしょう。
とはいっても、こういうご時勢なので仕方がないです。私は殆どの生徒が能面状態で
授業をすることになります。前述したように、今回のコロナ渦だけの話だけではありません。
以前からずっと感じていたことです。
この件はさておき、みんながマスクなどする必要のない世の中になれば良いのに
と切に願う今日この頃です。