受験生になったという自覚が持てない | 可児市・多治見市の学習塾【名学館 桜ヶ丘校】

新着情報

受験生になったという自覚が持てない

2020年04月15日
昨日生徒に岐阜新聞テストの申込書を渡しました。
毎年業者から送られてくるので、塾として強制的に受けさせるわけでは
ないですが、なるべく受けるようには言って渡します。

受けるメリットとしては、学校で行う実力テストでは、校内という母集団の少ない中での
テストなので、自分が入りたい高校を受ける他の中学の生徒たちとの比較ができません。
志望校の定員内で自分がどの位置にいるのかを客観的に知るというのは良いことです。

また、今通い慣れている中学で受けるテストと、高校が会場となる、
慣れない場所で、更に他の中学の生徒に交じって受けるのとでは、
緊張の度合いが違います。
そういった慣れない環境で受験することに慣れておかないと、
入試本番で力を十分に発揮できない可能性があります。
緊張して頭が真っ白になってしまっては、つまらないミスも増えることでしょう。

さらに、岐阜新聞テストは岐阜県公立高校入試問題の形式に沿った形を
とっているので、入試問題の傾向と対策を練り直すことができます。
どういった分野のどういう箇所が問題として出やすいのかを
感覚的に掴むことができます。そして、自分はどこが苦手で、どこが理解できているのか
を把握することも大事です。あまりよく覚えていない、理解できていない単元があれば、
そこを復習して覚えなおしたり、理解し直したりする必要があります。

そして、あとから送られてくる個人票を見て、「もう少し頑張らないといけない」
という意識を持つことも大事です。まだ時間があるからといってのんびりしていたら、
受験がすぐそこに迫っていた、というようなことでは駄目です。

このように、業者模試を受けることによって、自分が受験生であることを実感できることが大きなメリットです。

ところで、この申込用紙を渡したときの生徒の反応はといいますと。。
「私たち受験生なんだ!」です。
前代未聞の臨時休校が実施され、学校の授業も始まらないまま4月の中旬になってしまいました。
当然の反応だと思います。

本当にかわいそうだと思います。そもそも、これだけ授業が遅れてしまって、
それをどうやって取り戻すのかも分かりません。授業だけでなく、
様々な行事や修学旅行ですらどうなるのか分かりません。
この辺の中学は東京やディズニーランドに行くのが定番ですが、
その東京が感染爆発していますし、ディズニーランドがいつ再開するのかも分かりません。

おそらく夏休みは大幅に少なくなるでしょう。そうなると、塾は夏期講習会を実施することもできなくなります。
例年なら6月に実施される前期中間試験も、7月や8月に実施されるかもしれません。

いずれにしましても、いつ武漢ウィルスが終息するのか分からないので、
学校も塾も長期計画の予定が立たない状況です。
そんな中で、日々ストレスが溜まっていく生徒たちを見ていると、不憫でなりません。

いつもなら「受験生としての自覚を持ちなさい」というのですが、
今年ばかりは気安くそんな言葉もかけられません。楽しい授業をして
元気づけてやるくらいのことしかできません。

塾に通えている生徒はまだましですが、そうでない生徒はもっとかわいそうです。
いつも家にいて、どう勉強していいのかわからないままどんどん時間が過ぎていっている
ことだと思います。テレビをつければ、不安を煽る報道ばかり。
外を出歩けば白い目で見られる。子供にこんなにまで犠牲を強いていて、大人たちが
平気でクラスターの中に入って好き勝手なことをして感染がなかなか終息しない状況です。

もう少し大人が節度を持って行動しないといけなせんね。

お問い合わせはお気軽に・・・メールフォームはこちら

infomation

名学館 桜ヶ丘校
〒509-0235
岐阜県可児市桜ヶ丘2丁目146-2

可児市の【名学館桜ヶ丘校】は一人一人に最適な学習プランを立て、勉強面だけでなく、メンタル面も含めて 本人の能力を最大限引き出します。多治見市で学習塾をお探しの方もぜひお問い合わせください!

  • TEL:0574-64-4109
  • mail form

PAGE TOP