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臨時休校中の数学の勉強法
- 2020年04月20日
- 数学は他の教科と違って予習が難しい科目です。
とはいえ、当塾で算数や数学を受講していない生徒はいないので、
塾で勉強しているという仮定でお話をします。
塾では既に学校で行う授業としては5月中旬くらいまでの内容を終えています。
(個人差はあります)これでも例年よりはゆっくり進んでいます。
それは学校が始まったときに差が開きすぎるといけないからです。
ただ、言えることは、学校が遅れているといっても、どこかで調整されるはずです。
各種行事がなくなり、夏休み返上で授業を行うことが予想されます。
それはつまり塾として、夏期講習を行うことができなくなり、学校が夏休みの間、
それまでの復習をすることができなくなるということでもあります。
なので、学校が授業を進めている夏休み期間中に、塾としては復習する時間もしっかり取りたいので、
今のうちにある程度は進めて必要があると思っています。
さて、具体的にご家庭でしていただく勉強法としては、塾で習った内容を副教材を使って
しっかり復習してほしいということです。もちろん、宿題は課しておりますが、
宿題だけに留まらず、市販の問題集を使ってもらっても構いません。
また、新しく習った内容だけではなく、前学年までに習った内容を、教科書やワークを
見直したり、問題集を解いたりしてほしいと思います。
そして、解説を読んでも分からなければ、塾で質問してください。
せっかく塾に通っているのですから、先生をしっかり利用してください。
さて、これまで様々な勉強法を提案させていただきましたが、勉強法というのは
個人個人それぞれ合う、合わないがあるので必ずその通りにする必要はもちろんありません。
自分なりに考えた方法で取り組んでもらって構いません。
ただ、言えることは、普通教育が始まって以来初めての事件である今回の臨時休校措置ですが、
勉強の本来の在り方を改めて考え直すいいチャンスなのかもしれないと感じています。
小中高校生も「勉強は教えられてやるもの」という固定観念を捨てて、
「自ら取り組むもの」と捉えることが求められているような気がします。
昔と違って、良い教材や良い情報が簡単に手に入る時代です。
ありあまる時間を娯楽にだけ充てるのではなく、それらを上手く利用してスキルアップ
しておかないと、これから起こる世界恐慌の中で生き残っていくことが難しくなります。
大袈裟かもしれませんが、平和ボケして呑気な時代「より良い生活を送れるように」から
約100年前に起きた昭和恐慌のような「生き残る為に」という感覚がこれからは必要になったような気がしてなりません。