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学校が臨時休校だとかえって成績が伸びる?
- 2020年04月21日
- 学校の成績は今一つで、これまでパッとしなかった生徒が
ここにきてよくできています。いったいどういうことなのでしょうか。
学校が7週間に渡って休校中なので、今までよりはるかに勉強時間が減っているはずです。
ところが、1週間毎にある授業で前回の授業内容の確認テストを
行うと以前よりよくできています。
不思議に思ってよく考えてみました。おそらく、今までは受動的な意識で
勉強に取り組んでいたのだと思います。
ところが、学校が長期休みに入ってしまったので、自分から勉強せざるを得ない状況になりました。
受け身の形で勉強するのは塾に来ている時間だけです。あとは全て家庭学習です。
つまり、塾で学習した内容を家庭でしっかり復習しているということです。
ちゃんと復習ができていないと、1週間も経てば、大部分忘れてしまうはずです。
ところが、学校もなく、時間を持て余してしまうので、何度も繰り返し復習をしているのでしょう。
ただ、全ての生徒がそういうわけではありません。
余りある時間を無駄にだらだら過ごしてしまっている生徒もいます。
確認テストをすればそれがすぐに分かります。
これはすなわちどういうことかと言いますと、学校が始まったとき、大変差がついてしまうということです。
夏休みにさぼってしまった生徒と、夏期講習などに参加して必死に勉強した生徒とで、大きな差が開いてしまうのに似ています。
夏休みより1か月も長くなってしまった臨時休校措置なのでなおさらです。
子供でも大人でもそうですが、緊急事態宣言下で武漢ウィルス報道を垂れ流すテレビなどをずっと見ていたり、
アニメや漫画、ゲームに明け暮れたりするようであれば、どんどん白痴化が進みます。
逆に、時間を有効に使い、自分のスキルアップに勤しんだ人との間に大きな差が開いてしまうということです。
このコロ禍で人間としての向上心を試されているのではないでしょうか。
一度我が身を振り返る必要があると思います。