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パンデミック→実体経済の崩壊→金融崩壊→飢餓
- 2020年04月22日
- 今回の武漢風邪によって、世界各国で感染者、死亡者数が爆発的に増え、
都市封鎖、国境封鎖する中で経済崩壊が起こりつつあります。
日本経済を支えてきたあのトヨタですら1兆円の融資枠を確保しなければ
ならない状況に陥っています。
様々なサービス業(飲食業、観光業など)から波及し、今やどの産業も
停滞を余儀なくされています。そんな中、アメリカFRBはジャンク債を買い取り
巨大企業が破綻しないよう麻薬注入しています。こんな綱渡りがいつまでも
続くわけがありません。そして、このパンデミックは収まる気配がありません。
そうなると、今度は金融危機が起こります。そして、さらに景気は悪化し、
経済不況と金融恐慌が同時に起り、世の中は失業者で溢れかえることになります。
住宅ローンが支払えず、自己破産または差し押さえでホームレスもどんどん
増えていくことでしょう。
1929年の世界恐慌は昔の出来事、日本のバブル崩壊は投機に失敗した人たちのこと、
リーマンショックも一時的な景気後退。自分にとっては対岸の火事。
全くもって他人事であり、実感の湧かない出来事でした。
ところが、今となっては、自分の住んでいる国、地域、友人、近所の店にまで影響が及び、
日常生活に支障が来たしてくると、いよいよ大変なことが起こっていると実感します。
学校が長期休校になり、いつもお世話になっている飲食店も休業し、
年間パスポートを持っているリトルワールドや花フェスタ記念公園が休園。
毎週通っていた温泉&サウナのある三峰も休業。いつも楽しみにしていた
ハリウッド映画は来年まで延期されました。更に計画していた海外旅行を
キャンセルしなければならなくなり、今年の楽しみが減りました。
あらゆる娯楽がなくなり、必要最低限の暮らしを余儀なくされています。
当たり前のように享受できていた生活が奪われ、今までの暮らしが
いかに幸せだったのかを思い知らされます。
そして、これからがいよいよ崩壊の本番です。まだ表面化していない企業倒産が
経済指標に表れ始めます。そうなると1929年を上回る悲劇となるでしょう。
まさか自分が生きている時代にこのような事態になるとは思ってもいませんでした。
2020年は確実に社会の歴史教科書に記録されます。数百年に一度の大恐慌が
起こった年だと。
さて、ここまで書いてきましたが、何を言いたかったかといいますと、
個人、地域、国は孤立しては生きられないのだということです。
お互いに支えあって生きているのであって、鎖国、都市封鎖、ソーシャルディスタンス。
このように強制的に分断された社会というのは、世界中の人々を不幸にするということです。
しかしながら、このようなことが現実に起こってしまいました。
数百年前から人類はウィルスと戦ってきたわけですが、
いずれこのウィルスに勝利する日が来ると思います。
そんなときに、この当たり前でない日常がいかに不幸だったかを思い返し、
「当たり前」が大事なことを忘れないようにしようと思いました。