学校が再開しても、すぐに元には戻らない | 可児市・多治見市の学習塾【名学館 桜ヶ丘校】

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学校が再開しても、すぐに元には戻らない

2020年05月13日
主に黒板を用いてなされる主要五教科については
学年を分ける、クラスを更に細分化して少人数で授業を行う、換気を十分に行うなどして
対策をすることができます。(暖かい季節の間だけ)
それでも、今のカリキュラムを消化するには時間が全然足りません。
問題はたくさん残されています。それでも、全くストップした状態よりは
改善されます。

しかしながら、技能教科はどうなるのでしょう。
音楽は?マスクをして飛沫の飛散を防いで合唱するのでしょうか。
歌うときには大きくブレスをします。そのときにマスクをしていては
肺にかなりの負担がかかります。それに、声が通りません。

家庭科は?調理実習をするときは食材や調理器具などを大勢の人が手で触ります。

体育は?マスクをして運動することは、音楽の授業同様、肺に負担がかかります。
酸欠で倒れてしまう生徒も出てくることでしょう。

修学旅行や社会見学、それにスキーや漁業体験などは?
知事会で、緊急事態宣言が解除されてからも、県をまたぐ移動は自粛すべき、
といった意見が出ている状況で実施できるでしょうか。
生徒や先生をぎっしり乗せてバスや電車での移動は可能でしょうか。
宿泊先のホテルでの過ごし方はどうでしょうか。

学校が正常に機能するためには、世の中全てが正常に機能している必要があります。
また、ワクチンが開発され、認可が下り、国民全員に接種し終わる状態、即ち、
感染者が全く出なくなり、集団生活を営んでいても問題なくなって初めて
正常に戻すことができます。

では、いったいいつ正常に戻すことができるでしょう。
専門家の意見では早くて1年半かかると言います。
9月入学に切り替える意見が出ていますが、そんなに簡単にはいかない
ような気がしてなりません。

これからは、指導科目や授業内容を大きく変えていく必要に迫られることでしょう。
かといって、各学校や各先生方が独断で変更できるものでもありません。
腰の重い国が即断できるわけがありません。
ただでさえ、大学入試に関しても二転三転してものごとが前に進まないのですから。
ましてや小中学など、選挙権を持たない弱者に対しては予算を回さない政権ですから、
直ぐに大きな変革ができるとは到底思えません。

話が大袈裟になってしまいましたが、このままでは学校の在り方が根本的に
問われる時代に入ったといって間違いないということです。

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