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コロナ禍を前向きに捉える
- 2020年05月26日
- 今回のコロナ禍において、経済や教育は滞り、自粛自粛で不自由を強要され、
生活に支障が来たした方も多かったと思います。
ただ、そんな中でも前向きに考えると、いいこともありました。
① 政府の嘘つきぶり、無能ぶりに、大半の国民が気づいたこと
② 今までは当たり前だったことが、いかに幸せなことかを思い知ったということ
③ 日本はITにおいては後進国であったことにやっと気づいたこと
④ 会議はその場にいなくてもできるということに気づいたこと
⑤ オフィスの存在意義について意識したこと
⑥ ソーシャルディスタンスはある意味快適でもあったこと
などが挙げられます。
① については何度も書いてきましたが、給付金などにおいて、国民を救う気が
さらさら無かった上に、火事場泥棒的に法解釈を変えてまで無理矢理法案を通そうと
していたことなどがあります。
② においては、映画を観たり、公園に行ったり、学校に通って勉強したりといった
当たり前だったことができなくなったことで、それまで当たり前にできていたことが
できなるということがいかに辛いことかを実感できたと思います。
人は病気になって初めて健康のありがたさを思い知ると言われますが、まさに
その通りですね。
③ ですが、リモートワーク、ウェブ授業といったITインフラが先進国と言われて久しい
国の中で、断トツで遅れていることが露呈しました。日本は様々な自然災害に見舞われる国なので、
今回に限らず、会社に通勤できない、学校に行けないといったことが頻繁に起こります。
それなのに、国も地方自治体も企業もそういった不測の事態を想定しず、予算を割くことをしてきませんでした。
今回の件でそれが分かり、少しずつでも変わっていくことが予想されます。
④ ⑤は職種にもよりますが、家を出て満員電車に揺られて、定時に出社し、
高い家賃を払ってオフィスで顔を突き合わせて仕事をするといった慣習は見直す時期に来ているということが分かったと思います。
⑤ ですが、レジに並ぶときに間隔を空けて並んだり、映画館や劇場などでぎっしりお客さんを
詰め込んだりせずに一席空けて座るなど、これまでより快適になることはありました。レジに並ぶときに、
すぐ後ろに次のお客さんがいると圧迫感がありましたし、映画館などでも、すぐ隣に人が座ると窮屈でした。
商売的にはぎっしり詰め込んだ方が利益率が高いので仕方ないですが、お客さん側としては間隔を空けて座る方が快適に鑑賞できます。
コロナ禍でなくなっても、このままソーシャルディスタンスはある程度続けてほしいものです。
このように、物事を前向きに捉えることで、少しは気が楽になります。
いずれにしましても、これまで当たり前だったことが、そうでなくなってしまうことがいとも簡単に起きてしまうということ、
或いはそれまで気づかなかったことに気づかされるということは普通に生活してはあまりないことなので、
これを機会にそれまでの「当たり前」を見つめなおす良い機会だったと思うようにします。