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今年度初 共通テスト対策はいかに
- 2020年09月28日
- 入試制度は二転三転して、方向性が定まらないようです。
数学の記述式方式に関しては、多くの問題を抱えるのは明らかです。
正解か、不正解か、また部分点はあげられるのか、それとも無しにするのか。
採点者の資質にも影響します。
そして、名学館としましては、今年度が初年度となるため、過去問もないことですし、
センター試験過去問中心に指導することにしました。
センター試験独特の誘導問題への対処の仕方、時間の使い方に慣れていきます。
共通一次テストからセンター試験に変わったとき、さほど問題の質に変化が無かった為、
今回の入試改革にもあたふたせず、一次試験として、標準的な問題を短時間に正確に解いていく
訓練をするしかないと思っています。
特に理系に進んだ生徒は文系に進んだ生徒より、IAやⅡBの復習する時間があまり取れない為
逆転現象なるものが起きます。本来理系強化が得意でそちらに進路を進めた生徒でも
数Ⅲに時間がとられ過ぎて、かえって数ⅠA・ⅡBを忘れてしまっているケースがあるからです。
また、なまじ数Ⅲの知識があるため、簡単に解ける問題をかえって難しく解いてしまうといった
ことの起こります。
例えば、最大値や最小値を求めるのに、平方完成で済むところを、微分して増減表書いて求めるなどです。
そういったわけで、一度初心に帰ってやり直す必要があるのです。
もう早いもので今年も残すところ3ヶ月ほどとなりました。
時間があるようで、そんなにないのです。
着実に復習を進めていきましょう♪