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中3生の勉強時間
- 2020年10月15日
- 10月に入り、生徒たちに前期の成績結果を書いてもらっています。
成績が上がった人、下がった人、現状維持の人。
それぞれが色々な思いを抱いたと思います。
いずれの場合も、後期はもっと頑張ろうという
動機付けになっていれば良いと思います。
さて、中3生は現在進行中の中3の勉強に加え、そろそろ
前学年までの復習を並行してやっていかなくれはなりません。
人間の記憶というのは儚いもので、
勉強し続けていないとすぐに忘れてしまいます。
学年が上がるに従って勉強内容が難しくなることも
一部はありますが、全体的に見てみるとそうでもありません。
中1、中2の社会は主に歴史と地理ですが、
中3で習う公民より簡単かと言われればそうでもありませんし、
また、中1の理科で習う圧力や地震の発生時刻の計算や、
中2で習う、化学反応における定比例の計算や電気回路の計算、
湿度計算が中3で習う食物連鎖より簡単かと言われれば
それもありません。
数学や英語、国語はある程度積み上げなので、
中1や中2の内容をしっかり理解できていないと
中3の勉強内容そのものが理解に苦しむことになります。
入試では中1、中2で習う内容が70%程出ます。
2年間で習った内容を入試直前に復習するのは大変です。
遅くとも10月には本格化しないといけません。
つまり、中3の勉強に1時間、中1、2の復習に2時間。
合計3時間は勉強に充ててください。
1日で5教科をやると、3時間では終わらなくなるので、
曜日毎に多くて2科目ぐらいに決めて、
集中して取り組むことをお勧めします。
国語に関しては、勉強の仕方がよく分からないと
いう生徒が多いですが、漢字や国文法など、語彙力を高める
勉強をしてください。
読解力に関しては、問いを正確に読み取り、文章から
探す作業なので、それほど難しくはありません。
問題集を解いて、解説をしっかり読めば
読解力はついてきます。
とにかく、ここ数ヶ月の努力がその後の人生を
大きく左右します。
長い人生のうちの数ヶ月を遊び惚けるか、
勉強に使うかで大きく差が出るのならば、
勉強に使った方が良いに決まっています。
大人になってから人生の修正をするのは
大変な困難が伴います。
15歳の僅か数ヶ月を大事にしてください。