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指導要領の大幅な変更により
- 2021年12月19日
- 今年度より、指導要領が大幅に変更となり、
新しい教科書に変わりました。
高校の内容が中学に移行し、
中学の内容が小学校に移行した内容もあります。
特に顕著なのが英語です。
中1は以前と比べて単語数が大幅に増え、
文法も格段とレベルが上がった為、
前期中間テストから本格的な内容のテストとなりました。
これまではアルファベットと英単語を書く程度でしたが、
あくまでも小学校までに基本的なことを終えている前提の
テストでした。
今までは、平均点は80点以上が当たり前でしたが、
今回は60点とかなり低くなっています。
学校の先生もかなり戸惑いがあったようです。
義務教育を終えても一向に話したり聞けたりするように
なっていない現状を考えると、英語に力を入れたくなる気持ちも
分からなくもないですが、日本語文法は英語とほぼ真逆であり、
日本語の音は極めて種類が少なく、耳が聞き取れる年齢を
過ぎてしまってからの英語習得はかなり苦労します。
耳は幼稚園の頃から英語に慣れさせるのが一番なのですが、
公教育はそこまで考えてはいないですね。
と言いますのも縦割り行政で管轄が異なるからです。
日本人のしゃべれない、聞き取れないという根源的な問題は
そこを解決していかないと難しいのではないでしょうか。