理想的な志望校の決め方 | 可児市・多治見市の学習塾【名学館 桜ヶ丘校】

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理想的な志望校の決め方

2022年12月02日
①家に近いから。

についてですが、これはある程度意味があります。
毎日毎日通うわけですから、近い方が良いに決まっています。
駅に近いところに家や学校があればまだ良いです。
通学時間を利用して、英単語を覚えたり、読書をしたりして有効活用でき、
体力的にもあまり消耗しません。
しかし、そうでないとすると、自転車や徒歩が多くなり、時間と労力が
奪われます。一日一日ですと大したことないですが、それが3年間となると
一日に1時間通学に費やすとして、往復で2時間。3年間で約1200時間
これはなんと約2か月に相当します。
また、通学時間が長いということは、クラブ活動にも影響します。
朝練があり、放課後遅くまでやるクラブには所属できません。
もし、そのようなクラブに所属したいのであれば、ほどほどの通学距離の学校を
選んだ方が良いでしょう。無理をしてそういうクラブに所属した場合、睡眠時間が削られたり、
肝心の授業中に眠くなったりと、何のために学校に通っているのかが分からなくなります。
さらに、遠ければ遠いほど、交通機関にかかる費用も高くなります。
近くに良い高校があるのであれば、そちらを選択するのに越したことはないです。

さて、次に
②将来こういった職業に就きたいから、この高校で資格を取りたい。

に関してですが、まず、大前提として大学進学をしないと決めている場合は
それも良いでしょう。しかし、早々に大学進学を諦めてしまうのもどうかと思います。
大学に進学したとしても、様々な資格は取れます。
ご家庭に経済的余裕があるのであれば、短大なり4大なり、就職前(競争社会に組み込まれる前)の貴重な時間を
専門的な勉強や様々なサークル活動に充てても損はしません。

それどころか、社会に出てしまってからでは得られない友達ができるかもしれません。
大学は中学や高校と違って、たまたまその地域に住んでいる人で構成されているのではなく、
全国規模で、同じ志を持って集まってくるわけですから、育った環境や文化の異なる
友達ができて、刺激を受けるかもしれません。留学生を多く受け入れている大学ですと、
それこそインターナショナルな友好関係を築けるかもしれません。

最後に
③大学に進学したいから普通科に行きたい。
④大学でこういう勉強をしたいから、この高校に進みたい。

③に関してですが、普通科に進めば大学進学に関してはある程度実業高校より
有利になります。どの大学に進みたいかということがはっきりしていなくても、
大学に進む意志が少しでもあれば普通科に進むことをお勧めします。
ただ、普通科に進む以上は興味が湧かない教科があっても、それはそれで
しっかりと勉強しなければなりません。

中学の段階で勉強が嫌いで嫌いで仕方ない人は普通科には進まない方が良いです。
日本においては、高校は義務教育ではないので、成績が悪すぎると留年しなければなりません。
中学生の時のように甘えることはできません。
そこを履き違えている中学生が多いですが、甘えられるのは中学までと考えるべきです。

さて、最後に④ですが、このような考えで高校を選ぶ生徒は残念ながら殆ど居ません。
しかし、実はこれが理想的な志望校選びです。高校進学は、高校で選ぶのではなく、
実はその先にある自分の未来を考えて選ぶものです。

その為にも、今のうちに様々な経験をし、読書をし、将来自分がどんなことをやっている
のが理想なのかを想像し、それから逆算して今はこうすべき、高校では何をすべきなのかを
よく考えましょう。
ただ、ゲームをやったり娯楽系のテレビをただ受け身でぼうっと眺めていたりすると
自分の将来を真剣に考える時間はどんどん減っていきます。

日本に生まれただけで、ある程度アドバンテージがあることも自覚し、
恵まれすぎている中で、それにあぐらをかいて、ただ漫然と平和ボケに埋没するのは
やめて、真剣に自分と向き合うように心がけましょう。

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