賢い人のノートの取り方 | 可児市・多治見市の学習塾【名学館 桜ヶ丘校】

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賢い人のノートの取り方

2022年12月09日
授業中はなるべく先生の話を聞くことに集中して、ノートは取らない方が良いですが、
どうしても取りたい場合は、先生の書いたものを直接写すのではなく、自分にとって大事なことだけを書きましょう。
そして、書くときの注意点として、次の3つのことがあります。

① 後で読むことを意識する。
② 隙間を開けることは大事。
③ 色は最大3色まで。


まず、①に関してですが、折角ノートを取ったのですから、後で読むことができないほど汚い字で書いてしまったら、
書くこと自体の意味がありません。後で読み返すことが無いのであれば、一切書かない方がましです。

次に、②に関してですが、行間が無く、ぎっしりと字で埋まったノートを後から読み返す気になるでしょうか。
びっしりと埋まった写経のようなノートを眺めて、何か達成感のようなものを感じていたとしたら、それはノートの意味を成しません。

ノートを取るという行為は、ノートを取るときには意味は無く、忘れた頃に読み返し、
重要な点を再確認する為にあるのですから、後で読み返さないのだとしたら、
ただノートを取るという無意味な作業で終始することになります。
先生の説明半分、ノートを取る作業半分というような授業の受け方をしていると、
結局頭は何も働かず、頭には何も残りません。

最後に、③についてですが、多色を駆使してカラフルなノートを書いて満足感に浸る生徒も中にはいます。
特に女の子に多いです。色がたくさん使ってあって、ぱっと見た感じきれいに見えるのは分かります。
しかしながら、どこが重要で、どこが注意点でといったことが浮き上がっているでしょうか。
カラフルはモノトーンと逆でありながら、何が重要かが見えなくなるという点では全く同じです。

せいぜい3色(黒・赤・青)に留めてください。赤は最重要箇所、青は注意点。
そういうふうに、ルールを決めておけば、あとから読み返したときにそれらが浮き出ているはずです。

一度試してみてください。

本来の勉強の仕方

勉強はまず授業前から始まります。次の授業でどの部分をやるのかを把握しておいて、
予めその部分に目を通しておく。よくわからなければ下調べをしておく。
つまり予習です。大袈裟に考える必要はありません。予習しておくと、より先生の説明が頭に入ってきやすいです。
そして、挙手発言などもできて、内申点「授業態度や興味関心」についてのポイントゲットに繋がります。

次に、授業中です。先生の説明を聞き逃さないよう、他事を考えず、説明に集中します。
ノートを取ることに必死で、先生の説明を聞き逃すといったことがないようにしましょう。
書くスピードが遅いのであれな、メモに留めておいて、あとで書き直すくらいの方が良いです。

最後に、授業後の復習です。ノートを読み返す。問題集を解く。問題集の解説をしっかり読む。
それでも分からなければ誰かに聞く。間違えてしまったところを再度自分で再テストする。
また間違えてしまったら、再々テストをする。

こうやって頭に定着させていきます。これが一般的な勉強の仕方です。
私は塾や予備校に通ったこともないですし、現代のように便利なインターネットすらありませんでした。
しかしながら、上記のような勉強の仕方で塾の先生ができるまでになりました。

ネットで何でもすぐに調べることができ、塾に通うことができている今の子供たちは大変恵まれているはずです。
恵まれすぎていて、かえって当たり前のことがおざなりになっているのかもしれません。

塾では前述した「予習」「復習」の部分の大半を担っています。
選び抜いた教材や生徒の学校の過去問も使用し、質問は親や兄弟より気軽にできて疑問を即解消できます。
そんな環境の下で勉強できているわけですから、成績が上がらないわけがありません。
しかしながら、一度、塾に依存するだけでなく、一般的な勉強の仕方を見直して、
塾に通わなくても勉強ができるようにしましょう。
これは社会に出てからも勉強しなければならないので、一生涯有効なことです。

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