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1年分の国語の勉強を一気にやってしまう方法
- 2023年01月22日
- まずは教科書を全て読みます。斜め読みでも構いません。
どれだけ読むのが遅い人でも4日くらいあれば全て読み終えます。
まだ国文法などの単元はやらなくて良いです。
小説や随筆、論説文を読みます。
教科書=つまらない と頭から否定しないで読書を楽しむ気持ちで
取り組んでください。
個人的には「高瀬舟」「握手」「字のないはがき」「雪とパイナップル」
「月の起源」「アラスカとの出会い」は結構好きです。
森鷗外の「高瀬舟」は、明治時代に書かれた本ですが、
安楽死の問題や足るを知ることが大事といった現代でも非常に考えさせられる内容です。
星野道夫の「アラスカとの出会い」は行動力や出会いがいかに大事かが書かれています。
また、向田邦子の「字のないはがき」は何回読んでも涙が出ます。
「雪とパイナップル」は原発事故を扱った内容ですが、ウクライナに近いベラルーシについて
知ることができます。
この機会に親御さんも子供の教科書を一度読んでみてはいかがでしょうか。
その内容について親子で感想を言い合うのもとても良いと思います。
次に、分からない言葉があれば、その意味を調べます。インターネットに
繋がる環境であれば、それを利用しても良いですし、無ければ辞書で調べます。
さらに、漢字の読み書きができるようにします。
ノートに何回も書いて覚えるのではありません。
ノートに読み仮名だけを書いていき、後で別のノートに漢字を書いていきます。
書けなかった場合は、その読み仮名に〇を付けます。
書けなかった漢字を少し練習し、再テストします。それでも間違えた場合は
更に〇をつけて◎にします。次に◎の部分だけを再々テストします。
これを繰り返していって、最終的に全て書けるようにしてください。
これも1週間もあれば終わるはずです。
全て書けるようになったら、
3日くらい空けて〇や◎の付いた部分をテストして完璧に定着させます。
言葉や漢字を覚えた段階で、再度教科書を全て読んでください。
頑張れば1日、多くて3日もあれば十分です。
最後に、余裕があれば、教科書内容に準拠した問題集をやってください。
なるべく解説が丁寧に書かれている問題集が良いです。
塾で国語を選択して教材を持っている生徒はそれをどんどん進めてもらっても
構いません。進んでいる生徒に対しては、中間や期末の過去問等をやります。
次回は社会の勉強法について書きたいと思います。