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【自信と優越感】
- 2023年02月09日
- 大人になってからか・・・
子供の時からなのか・・・
常に私の周りには、なにかと人と比べたがる
人が大勢います。
「隣の旦那さんより年収が多いわね。」
「うちの子供、塾で１位になったんです。」
「お兄ちゃんよりよくできるわね。」
確かに、学校や大手学習塾、会社、兄弟間でおそらく全員、何かしら競争をしています。
仕事、勉強、スポーツ、絵、音楽・・・
全てに順位がつけられます。
理由は
「競争とは、子供に自信を持たせるいい方法だ」と
信じて疑わない大人がたくさんいるからです。
「ほら、あなたは○○君より成績がいいから自信を持ちなさい」
こんなふうに誰かと比較する事で、自信を持たせようとします。
でも、私はこのやり方は間違っていると思っています。
誰かと比べたり、何かの勝負に勝ったりして生まれるのは、自信ではなく優越感です。
この違いに気づかぬまま大人になると、いつも自分と誰かを比べてしまいます。
【１位、２位】【上手、下手】【強い、弱い】
だからどこまでいっても本物の自信が持てなくなってしまうのです。
自信は優越感とは違います。
私の思う自信とは、自分の内側から湧き上ってくることで、
誰かと比べる必要などありません。
一人でいても輝き続け、何があってもなくならないものが
本物の自信だと思うのです。
私は兄弟で塾に通っている子に対して、「お兄ちゃんのように頑張りなさい。」
とか、「お姉ちゃんは・・・だった。」など、比較することはしません。
その子のレベルが少し上がったところで、少し前の自分から進化していることを褒めます。
是非、親御さんもそうしてみてください。きっと子供たちは自信を育み、元気を取り戻すはずです。
