子供はどうして勉強を好きになれないのか | 可児市・多治見市の学習塾【名学館 桜ヶ丘校】

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子供はどうして勉強を好きになれないのか

2023年02月15日
勉強は・・・

子供たちはほとんどの子が勉強が嫌いです。
もちろん、好きな子はたまに居ます。しかしそれは少数派です。
どうして嫌いなのか。それは、高校まではほとんど勉強の成果を見ない、
不毛の荒野を旅するようなものだからです。
強いて言えば、いい点を取るとか、自慢できる、とか表面的なものに過ぎません。
大学辺りからやっと成果と直結する勉強をすることになります。
社会に出てからもそうです。しかしながら、小学校~高校までの基礎知識が無いと、
大学からの勉強に支障をきたします。それで、社会人になってからもう一回基礎から勉強をし直す方も多いです。

英語、漢字、歴史、地理、政治経済、化学、物理などをです。
子供たちも大人になれば、今の勉強がいかに大事かということがわかるのですが、
なかなか伝わりませんね。勉強は何も参考書や教科書だけでやるものではありません。
新聞や雑誌、テレビ、ラジオ、漫画、書籍いろいろな媒体で.それが可能です。

話は変わって、娘は大学を卒業し、就職しましたが、大学の勉強を大変楽しんでいました。
外語大に入ったので、英語はペラペラになり、中国語もある程度話せるようになりました。
そして、一気に世界が広がって、今はアメリカ人の彼と世界中を旅し、人生を楽しんでいます。
もちろん、英語を活かした仕事に就いて、バリバリ働いています。
英語が話せるだけでは会話はできません。これは日本人同士でも同じです。
教養がなければ会話はすぐに終わってしまいますし、かみ合いません。
それで、いろいろな本を読んだり、見聞を広めています。

学生の「勉強」とは随分違うと思います。
人との繋がり、収入、人生観に直接影響するから勉強するのです。
テストでいい点を取りたいから、褒められたいから、というチープな動機では長続きしないでしょう。

ところで、勉強しておいたお陰で一気に世界が広がった話をします。
私がアイスランドを一人で旅した時のことです。
死ぬまでに一度はオーロラを見てみたかったのと、絶景を見ながらドライブをしたかったからです。

南部にあるスコゥガフォスという滝と一緒にオーロラを写真に収めたいと思って、
夜の9時からスタンバイしていました。北方に現れるのは分かっていましたが、
滝でオーロラが隠れてしまうのか、滝を大きく入れて飛沫はかからないのか、など場所決めを試行錯誤していました。

最終的に落ち着いた場所でオーロラ待ちをしていると、誰かが話しかけてきました。
「滝の近くで撮っていたみたいだけど、飛沫がレンズにかからなかったか?」と。
もちろん英語です。「意外に大丈夫だったよ。風が無いから。」と答えました。
しばらく会話していました。カメラの中の写真を見せてくれたり、
昨日はどこを撮ったの?とか。しばらく待っていると、帯状にオーロラが現れました。

「きたきたきた~」と私が思わず日本語で叫ぶと、「あなた日本人ですか?」と、
その人はなんと日本語でしゃべりました。一瞬⦅えっ、どうしてこの人日本語でしゃべるの?⦆とすごく違和感を覚えました。
「私も日本に住んでいます。」「えっどこの国の人?」と尋ねると、フランス人で、
アメリカに住んだあと、日本に来た、と答えました。日本語ペラペラです(笑)。

真っ暗なので、お互い顔が見えず、どこの国の人かもわからなかったので、
2時間も英語で話した後だったのでお互い笑いました。
どうして日本にやってきたのか、と尋ねると、「仕事で来たのです。」と答えました。
「どんな仕事?」と訊くと、「パイロットです。」「すごいね~!」という会話になり、
「ブログかHPに写真載せてるの?」と訊くと、「フェイスブックに載せてるよ。」と言ったので、
帰国してからフェイスブックに登録し、その人の名前を検索するとヒットしました。

恥ずかしながら、フェイスブックは初めてでした。その人の投稿はもちろん、
シェアしたものや、「いいね」を押した先の友人などの投稿を見ることができます。
さすがはパイロットだけあって、世界中に友人の写真家がいて、
世界中の美しい写真を見ることができます。
いい写真があると、私も「いいね」を押します。
そうするとだんだん共通の友人が増えてきました。
ノルウェー人の写真家やアメリカ人の写真家などです。

あとから分かったことですが、その人の航空会社のHPを見ると、
プロフィールが書かれていて、さらに驚きました。
18歳で戦闘機を操縦し、その後アメリカに移住し、
民間航空会社に就職し、しばらくそこで働き、
どうしても住んでたかった日本にやってきて、
FDAに就職し、ボーイング747などジャンボジェットから小型機まで
様々な飛行機を操縦するそうです。
しかも機長です。私のような凡人がそんなすごい方と知り合えるチャンスなど滅多にありません。
そのジェラルドくんを誘って写真を撮りに行こうと思っています。

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結局何が言いたいかといいますと、学生時代に英語をちゃんと勉強していなければ、
こういう展開は無かったということです。
学生時代は大好きな洋画を字幕なしで観られたらいいなとか、
洋楽を意味も分かった上で聴きたいなとか、世界中を旅したいなとか、
そんな漠然とした動機で勉強していました。

私の場合、英語に限らず、すべての教科の勉強が収入に直結していますが(笑)
どんな仕事をするにしても、学問は身を助け、世界を広げます。
福沢諭吉翁が著した「学問のススメ」ではないですが、私もおススメします。

娘もそんな父親を見て育ってきたので、少なからず影響を受けてそのような道を選んだのかもしれませんね。
娘は大学に入って、より実践的な英語を身につけ、アメリカやオーストラリアに留学した辺りから、
勉強(読書も含め)が加速していきました。

人生いろいろですが、どんなことでも、
勉強をしていて損をすることは決してありません。
逆にしなかったことで後悔することは確実です。
学生はそれがなかなか実感できないですが、
周りの大人がちゃんと示せるといいですね。

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