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インプットよりアウトプットが大事
- 2023年02月19日
- インプットよりアウトプットが大事
勉強ができるようになるにはインプットも大事ですが、それよりも大事なのがアウトプットです。
どういうことかといいますと、インプットというのは学校の先生の説明を聞くことや本や教科書を読むということです。
アウトプットというのは習ったことや覚えたことをノートにまとめてみたり、声に出して読んでみたりするということです。
もう少し言えば、習ったことがちゃんと身についているかを、
問題集を使って実際に解いてみたり、穴埋めをしたりすることです。
また、テストを受けることもそうです。習ったことを何度も復習し、
テストに向けて計画的に反復問題演習した上で、
仕上げとしてテストを受けるのは一番頭に定着するアウトプットとなります。
人間は間違えたり失敗したり、嫌な思いをしたことは割と覚えているものです。
なので、自分で自分をテストすることが大事です。
問題集を解いていれば、必ず何箇所か解けないものや覚えていなくて書けない箇所があるはずです。
そういった問題をノートに書いて自分専用のテストを作るのです。
問題を作っている作業そのものが見事なアウトプットにもなっています。
学校では残念ながら時間的制約が有る為、アウトプットにあまり時間を費やせません。
ですから、家庭で、あるいは塾でアウトプットを継続的に行う必要があります。
一番良いのは、アウトプットするときも先生がついていて、理解できていない、
または間違えて解釈している場合、適切なアドバイスがなされることです。
自分一人で勉強していると、間違えて覚えてしまったり、
間違えて解釈してしまうことも少なからずあります。
それは、実に遠回りな勉強になってしまいます。
解答をしっかり読めばそういったミスもありませんが、
解答や解説をしっかり読んでいるつもりでも、間違ていることはあります。
名学館はその点、先生がついて、アウトプットにたっぷり時間を取っている為、
家庭学習よりも効率良く定着させることができるわけです。
さて、脳に一番定着するのはどういった勉強法だと思いますか?
前述のアウトプット勉強法はもちろんですが、更にそれを上回るアウトプット法が実はあるのです。
そのアウトプットの最終形とも呼べるものが、実は「人に教える」ことです。
大人でもそうです。例えば、 本を読だり、いい講演を聞きに行ったりしても、その内容をすぐに忘れてしまい、自分に落とし込むことができず、少しも自分が成長していないことってありませんか?
今まで何冊も本を読んでいるのに、じゃあ、実際その本のタイトルを見て、何が書いてあったか、筆者が何を言いたかったのか簡単に説明することができますか?おそらくできる人は少ないと思います。では、どうすればそれができるようになるかと言いますと、
誰かにその内容を分かりやすく伝えることです。人に伝える、または教えるということは、その内容をしっかり理解していないと、また覚えていないとできないのです。
ある意味私はこうやって毎月名学館通信の発行をしたり、毎年毎年各教科を生徒に教えているので、どの教科も忘れることなく教えることができています。
そういうこともあって、私はあえて生徒に説明させたり、生徒に生徒を教えさせることもたまにします。それが実は一番脳に定着しやすいのです。